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「侵攻止めるまで」露へ抗議 川尻の住民ら 国道沿いで月1回活動

 広島県呉市川尻町の住民たちが、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する活動を続けている。町内の国道185号沿いに立ち「ロシアは撤退せよ」などと書いたプラカードを掲げ、戦争を許さない意思を示している。

 活動は、ロシアの軍事侵攻が始まった翌月の3月に有志で開始した。今月15日の8回目には23人が参加。「いのちを守れ」「ウクライナのこども達に平和を」などと記したプラカードを持ち、午前8時半から約30分間、立ち続けた。

 発案者の一人、松浦博さん(74)=川尻町=は「ロシアが侵攻を中止するまで続ける」と話す。3日には住民たちでつくる実行委員会を結成し、自らは共同代表に就いた。月1回のペースで取り組み、参加者を増やしていくという。(東谷和平)

(2022年10月18日朝刊掲載)

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