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広島ナンバー お好みは? カープ・原爆ドーム・レモンなど市が4案 住民アンケートで決定

 広島市は21日、車の広島ナンバー(15市町)に採用する図柄入りナンバープレートのデザイン案を公表した。広島東洋カープや世界遺産の原爆ドーム(中区)、厳島神社(廿日市市)、レモンなどにちなんだ4案。24日から住民アンケートを募り、最も人気があった図柄に決める。

 デザイン案は、カープのマスコットキャラクター「カープ坊や」▽カープ、サンフレッチェ広島、広島ドラゴンフライズの各マスコット▽原爆ドームと厳島神社の大鳥居▽モミジやレモンなどの地域資源―をそれぞれあしらう。

 アンケートは広島、呉、三次、庄原、大竹、東広島、廿日市、安芸高田、江田島の9市と府中、海田、熊野、坂、安芸太田、北広島の6町の住民と、事業所があるなどナンバーを取得できる人が対象。市ホームページ(HP)か、15市町の各庁舎に置くチラシで、11月14日まで1人1回投票できる。

 市はアンケート結果を11月下旬にHPで公表し、最多得票の図柄を国に提案する。国の有識者が見え方などを審査した後、来年7月ごろに導入の可否が決まる。交付開始は来年10月ごろを予定する。

 市広域都市圏推進課は「地域の魅力発信や一体感醸成につながる図柄を選んでほしい」と呼びかけている。(余村泰樹)

(2022年10月22日朝刊掲載)

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