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「世界の課題 連帯必要」 平和首長会議の理事都市副市長 広島市長と会談

 平和首長会議(会長・松井一実広島市長)の理事都市を務めるポルトガル・エボラ市のアルシャンドル・バレラ副市長が21日、広島市役所で松井市長と会談した。ロシアによるウクライナ侵攻で核兵器使用のリスクが高まる中、都市が連帯する必要性を確認した。

 バレラ副市長は「私たちの行動は次代に影響を及ぼす。世界的な課題に直面している今、連帯が必要だ」と強調。世界平和の実現に向けた努力を誓った。これに対し、松井市長は「都市として何ができるかをしっかり追求してほしい」と話し、首長会議の加盟都市拡大への協力を求めた。

 エボラ市は9月に理事都市に就任した。バレラ副市長は初の広島市訪問で、今月19、20日の首長会議総会に出席した。(小林可奈)

(2022年10月22日朝刊掲載)

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