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沖縄知事が語る基地負担 来月12日 広島で講演会

 沖縄県の玉城デニー知事の講演会が11月12日午後2時から、広島市中区基町の市青少年センターである。県主催の全国キャラバンの一環で、在日米軍専用施設の7割が集中する沖縄の基地負担を訴える。オンラインでも視聴可能で、無料。

 玉城知事は9月の知事選で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を掲げて再選した。講演会では、県の立場や国による埋め立て工事の現状を報告。「核政策を知りたい広島若者有権者の会」(カクワカ広島)の田中美穂共同代表たちと意見交換する。

 「沖縄県知事トークキャラバン」の専用ウェブサイトで申し込みを受け付ける。締め切りは会場参加が11月9日、ウェブ参加が同12日で、いずれも先着500人。沖縄県辺野古新基地建設問題対策課は「過重な基地負担で反対の意思を示さないといけない沖縄の現状を、一緒に考えてほしい」と呼びかけている。キャラバン事務局☎098(800)1438=平日のみ。

(2022年10月22日朝刊掲載)

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