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　公益財団法人ヒロシマ平和創造基金（理事長・岡畠鉄也中国新聞社社長）は２５日、国内外で音楽や芸術を学ぶ広島県在住、または県出身の若者を支援する「ヒロシマ・スカラシップ２０２２」の奨学生計６人を決めた。

　音楽分野を対象にした中村音楽奨学金は、応募者１４人から４人を選んだ。東京芸術大１年で声楽（バロック）を学ぶ岩原綾子さん（２４）たちに支給する。

　音楽以外の芸術を対象にした海外留学奨学金には、米バークリー音楽大に進学し、音楽ビジネスを学ぶ石橋大河（たいが）さん（２４）たち２人を選んだ。６人が応募した。

　両奨学金は毎年選考し、２年を上限に年間３６万円を支給する。

　その他の奨学生は次の皆さん。（敬称略）

　【中村音楽奨学金】東京芸術大　足利水月（２１）＝バイオリン▽エリザベト音楽大　九鬼みつ実（２１）＝フルート▽大阪大　坂直（すなお、１８）＝バイオリン
　【海外留学奨学金】オランダ・ザウト応用科学大　岡村珠代（２４）＝サイエンスイラストレーション

（２０２２年１０月２６日朝刊掲載）