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[2023広島サミット] 反省教訓踏まえ要人警護徹底を 警察庁長官訓示

 来年5月に広島市で開催される先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、警察庁は26日、東京都内で警備対策推進室会議を開いた。露木康浩長官は「過去の警護を通じて得られた反省、教訓を踏まえ、新たな警護要則に基づき、国内外の要人の安全確保を徹底してほしい」と訓示した。

 露木長官はG7サミットを巡り、国際テロの脅威やサイバー攻撃などが懸念される情勢と指摘。安倍晋三元首相銃撃事件に伴う警護の検証、見直し結果を受け「全国警察の総力を挙げて、各種対策を進めていかなければならない」と述べた。

 警察庁は7月、広島サミットの警備対策推進室を設置。広島県警は、各国首脳の警護担当者を「サミット警護員」として養成するなど準備を本格化させている。

(2022年10月27日朝刊掲載)

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