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　ニュージーランド海軍の補給艦「アオテアロア」が２７日、呉市昭和町の海上自衛隊呉基地に寄港した。親善訪問で３１日まで滞在する予定。

　午前１０時に接岸。海自隊員たち約６０人が、乗員約９０人を出迎えた。同国海軍の艦艇が呉基地に寄港するのは２００７年以来。海軍中佐のデイブ・バー艦長は「心待ちにしていた。私は呉の港の歴史を学ぶこと、隊員は電車に乗って広島市を訪れることを楽しみにしている」と話した。

　アオテアロアは６月にオークランドを出港。ハワイでの環太平洋合同演習（リムパック）に参加し、韓国などを経由して日本を訪れたという。１１月には相模湾である国際観艦式に参加する予定。

（２０２２年１０月２８日朝刊掲載）