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福島の復興大使「少しずつ前進」 知事を訪問 島根

 福島県から全国へ、東日本大震災や福島第1原発事故の復興支援への感謝や被災地の今を伝える「うつくしま復興大使」の2人が18日、島根県庁に溝口善兵衛知事を訪ねた=写真。

 農業体験スクールを営む酒井ヒトシさん(64)=福島県伊達市=と、下郷中2年星ひかりさん(14)=同県下郷町。酒井さんは「厳しい状況の中で支援をいただきありがたい。福島も少しずつ前に進んでいる」と溝口知事に伝えた。また、避難者の帰還が進まない現状も訴えた。

 島根県によると、2010~12年度、県警を含め延べ889人の県職員を福島、岩手、宮城、茨城県に派遣。福島県には乾パンなどの食糧や、防護服などの原子力防災機材を届けた。

(2013年12月19日朝刊掲載)

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