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来年度予算で知事に要望書 社民党島根県連合

 社民党島根県連合(清水勝代表)は18日、県の2014年度当初予算編成に関する要望書を溝口善兵衛知事に提出した。中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)の稼働の是非をより専門的な立場から判断することなど10分野25項目を求めた。

 清水代表たち5人が県庁を訪問。原発では、学識者でつくる県原子力安全顧問会議(16人)の体制充実を提言した。島根原発2号機の安全審査についても、原発の安全性について「県独自の検討が必要」と指摘した。米軍機の低空飛行訓練の中止や環太平洋連携協定(TPP)への反対も盛り込んだ。溝口知事は原発稼働問題に「幅広く意見を聞く」と応じるにとどめた。

(2013年12月19日朝刊掲載)

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