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[2023広島サミット] 応援企業・団体 既に100件 募集2ヵ月 花やポスターでPR

 来年5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)を広島県内外の企業、団体がPRし、応援する動きが広がっている。官民でつくる広島サミット県民会議がことし9月から取り組みを募り始め、認定数は10月28日までに100件に達した。(久保友美恵)

 世羅ゆり園(世羅町)は9月半ばから観光農園「花の駅せら」でハトの絵や「PEACE」の文字を花で描いた広さ4千平方メートルのフラワーアートを展示。ジニアとサルビアの計4万株を使い、サミットで平和のメッセージが発信されるよう願いを込めた。

 リーガロイヤルホテル広島(中区)は今月から広島の魅力を発信する目的で県産食材を使ったフェアを始めた。11~15日に中区であるイベント「ひろしま夜神楽」の実行委員会は、会場にサミットを周知するポスターを張る。建設会社が工事現場にサミットをPRするのぼりを立てたり、証券会社が市内を清掃したりする取り組みもある。

 県民会議は随時、サミットを盛り上げる企業、団体を募っている。取り組みの費用は各企業、団体が負担し、希望があればチラシやポスターを提供する。県民会議事務局☎082(225)8189。

(2022年11月5日朝刊掲載)

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