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[2023広島サミット] 9県警トップ 連携確認 中四国会議 要人警護やテロ対策

 来年5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、中国四国管区警察局は7日、広島県警の森元良幸本部長たち中四国9県警のトップを集めた会議を同市中区の広島合同庁舎で開いた。要人警護やテロ対策での連携を確認した。

 警察庁の迫田裕治警備運用部長たちを含む15人が出席した。管区警察局総務監察・広域調整部の金高弘典部長は「サミットを控える中、国際テロの脅威が継続しており、安全対策を講じなければならない」とあいさつ。9県警に対し、サミット関連行事の円滑な進行のための警備実施▽警察の総合力を発揮できる態勢の確立▽関係機関や県民、市民との連携強化―などを指示した。

 広島サミットに伴い、中四国地方では倉敷、高松両市で関係閣僚会合も予定されている。この日の会議では広島、岡山、香川の3県警が現時点での警備方針を示し、共有した。(堅次亮平)

(2022年11月8日朝刊掲載)

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