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祈りの千羽鶴 ハワイから 現地県人会制作 広島・原爆の子の像へ

 米ハワイ州の二つの広島県人会の会員が折った千羽鶴が17日、広島市中区の平和記念公園の原爆の子の像にささげられた。10月に同州を訪問した湯崎英彦知事が会員から託されていた。

 折り鶴は東ハワイ県人会(518人)とコナ県人会(250人)の会員が作った。湯崎知事が像そばの展示ブースにつり下げ、「ハワイからの平和を願う思いを届けられて良かった」と話した。

 東ハワイ県人会は8月6日に現地で平和記念式典を開き、参加者で作ったという。コナ県人会は「核兵器なき世界平和への決意を込めた」とのメッセージも寄せた。ハワイ州との友好提携25周年を記念して県の訪問団が10月11~16日、現地を訪れた際にそれぞれ手渡された。(久保友美恵)

(2022年11月18日朝刊掲載)

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