平和賞５周年 ＩＣＡＮの集い ３日 サーローさんの絵本朗読など
22年11月21日
核兵器禁止条約の制定に貢献した核兵器廃絶国際キャンペーン（ＩＣＡＮ（アイキャン））のノーベル平和賞受賞から５周年を記念するイベントが１２月３日、オンラインで開かれる。カナダ在住の被爆者サーロー節子さん（９０）が主人公の絵本「光にむかって」（汐文社）を俳優の斉藤とも子さん＝同右＝が朗読する。
絵本は２０１７年１２月１０日にあった授賞式でのサーローさんのスピーチが題材。１３歳で被爆した体験を語り、条約への賛同と行動を訴える。絵本を企画したフリー編集者くさばよしみさんが登壇するほか、サーローさんのビデオメッセージも上映する。
授賞式以降、条約が発効するなど「核兵器禁止」の機運は高まる一方で、ロシアは核のどう喝を強めている。この間の核状況をＩＣＡＮの川崎哲（あきら）国際運営委員が振り返る。
午後７～８時に動画投稿サイトのユーチューブで配信。９～１８歳を対象に感想文コンクールもある。川崎さんが共同代表を務める非政府組織（ＮＧＯ）ピースボートの主催。参加料は千円から。詳細はｈｔｔｐｓ：／／ｐｅａｃｅｂｏａｔ．ｏｒｇ／４３８８４．ｈｔｍｌ（湯浅梨奈）
（２０２２年１１月２１日朝刊掲載）
絵本は２０１７年１２月１０日にあった授賞式でのサーローさんのスピーチが題材。１３歳で被爆した体験を語り、条約への賛同と行動を訴える。絵本を企画したフリー編集者くさばよしみさんが登壇するほか、サーローさんのビデオメッセージも上映する。
授賞式以降、条約が発効するなど「核兵器禁止」の機運は高まる一方で、ロシアは核のどう喝を強めている。この間の核状況をＩＣＡＮの川崎哲（あきら）国際運営委員が振り返る。
午後７～８時に動画投稿サイトのユーチューブで配信。９～１８歳を対象に感想文コンクールもある。川崎さんが共同代表を務める非政府組織（ＮＧＯ）ピースボートの主催。参加料は千円から。詳細はｈｔｔｐｓ：／／ｐｅａｃｅｂｏａｔ．ｏｒｇ／４３８８４．ｈｔｍｌ（湯浅梨奈）
（２０２２年１１月２１日朝刊掲載）
