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[2023広島サミット] 平和アートで各国首脳歓迎 モザイク用写真募る 県民会議

 来年5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、広島県内の官民でつくる広島サミット県民会議は18日、各国首脳たちを歓迎するモザイクアートの制作プロジェクトを発表した。メッセージを掲げた市民の写真を募って組み合わせ、平和への願いを伝える絵を2作品完成させる。初の被爆地開催となるサミットは、開幕まで19日であと半年となった。

 「スマイル・フォー・ピース・プロジェクト」と題した、おもてなし事業の一つ。12月31日の1次締め切りまでで1作品、来年4月2日の最終締め切りまででもう1作品を制作。県民会議が携わる関連イベントの会場などに飾るほか、中国新聞朝刊でも披露する。

 募るのは、各国首脳たちへの歓迎の言葉を書いた紙などを掲げた人物写真。広島の魅力や平和のイメージを伝える写真にメッセージを書き込んでもよい。誰でも応募でき、点数制限はない。県民会議事務局は「幅広い世代に参加してもらい、歓迎機運を高めたい」と協力を呼びかけている。

 希望者は、中国新聞の子ども向けウェブサイト「ぶんタッチ」内の応募フォームから申し込む。問い合わせは中国新聞社サミット写真募集係☎082(236)2211=平日午前9時半~午後5時半。(奥田美奈子)

(2022年11月19日朝刊掲載)

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