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福島の復興大使 支援にお礼訪問 山口市役所

 福島県内の中高生らでつくる「うつくしま復興大使」の4人が25日、山口市役所を訪れ、地震や津波、東京電力福島第1原発事故からの復興に向けて、これまでの支援へ感謝する思いを伝えた。

 大使の一人、福島県商工会館常務理事三瓶弘次さん(61)は「除染作業などが今後も続くが、家族で安心して暮らせる生活を取り戻せるよう頑張りたい」とあいさつ。郡山市の日大東北高2年阿部聖人さん(17)ら3人の中高生は、農作物に実施されている放射性物質の検査を紹介し「風評被害で出荷量が大幅に減った地域がある」と支援を訴えた。

 大使は福島県などが派遣した。山口市の防災統括監ら4人が対応に当たり、山口市長に宛てられた福島市長の手紙などを受け取った。

(2013年12月26日朝刊掲載)

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