×

ニュース

島根2号機の再稼働支持 広島商議所会頭

 中国電力が25日、島根原子力発電所2号機(松江市)の再稼働に向けて原子力規制委員会に安全審査を申請したことを受けて、広島商工会議所の深山英樹会頭は「安全性の確保を前提に、できるだけ早く既存の原発は再稼働するべきだ」と述べた。

 同日の定例会見で記者の質問に答えた。深山会頭はその理由を「原発を稼働していかないと国が目指す経済成長が期待できない。電力の安定供給やコストの面で問題が生じてくる」と説明した。

 企業や家庭で節電が進み、電力の需要が抑えられている点を認めつつも「原発が稼働しないと、必ずしも大丈夫だとはいえないと思う」と、市民生活や企業活動に悪影響が及ぶ可能性を指摘した。(漆原毅)

(2013年12月26日朝刊掲載)

年別アーカイブ