福島の現状 大使が報告 広島市役所訪問
13年12月27日
「うつくしま復興大使」の4人が26日、広島市を訪れた。松井一実市長たちを訪ね、東日本大震災と福島第1原発事故からの復興を目指す福島県の現状と支援への感謝を伝えた。大使は福島民報社(福島市)が同県内から70人を選び、全都道府県に派遣している。
広島市役所では、松井市長に矢祭町の矢祭中2年金川颯希さん(14)と、天栄村の須賀川桐陽高1年山口麻佑さん(16)が、コメや野菜の農家が前向きに頑張る姿を報告。郡山市の日大東北高2年阿部聖人さん(17)は「風評に傷つくことのないよう支援をお願いします」と訴えた。
福島市の県商工会館常務理事の三瓶弘次さん(61)は「原発事故の影響は現在進行形。広島や長崎の皆さんには痛みを分かってもらえる」と強調した。松井市長は「復興を早めるため、皆さんの気持ちに寄り添う支援をしたい」と応じた。
一行は中区の中国新聞社も訪れ、岡谷義則社長に被災地の子どもたちへの支援について感謝の言葉を贈った。広島県庁では城納一昭副知事と面会した。27日は中区の原爆ドームと廿日市市の厳島神社を見学し、福島に戻る。(桑田勇樹)
(2013年12月27日朝刊掲載)
広島市役所では、松井市長に矢祭町の矢祭中2年金川颯希さん(14)と、天栄村の須賀川桐陽高1年山口麻佑さん(16)が、コメや野菜の農家が前向きに頑張る姿を報告。郡山市の日大東北高2年阿部聖人さん(17)は「風評に傷つくことのないよう支援をお願いします」と訴えた。
福島市の県商工会館常務理事の三瓶弘次さん(61)は「原発事故の影響は現在進行形。広島や長崎の皆さんには痛みを分かってもらえる」と強調した。松井市長は「復興を早めるため、皆さんの気持ちに寄り添う支援をしたい」と応じた。
一行は中区の中国新聞社も訪れ、岡谷義則社長に被災地の子どもたちへの支援について感謝の言葉を贈った。広島県庁では城納一昭副知事と面会した。27日は中区の原爆ドームと廿日市市の厳島神社を見学し、福島に戻る。(桑田勇樹)
(2013年12月27日朝刊掲載)