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露の「核の脅し」 反対署名報告 高校生平和大使3人、広島市長に

 核兵器廃絶に向けて取り組む県内の高校生平和大使3人が25日、広島市役所で松井一実市長と面会した。全国の大使たちと集めている、ロシアによる「核の脅し」に反対する緊急署名活動について報告した。

 国泰寺高3年荒川彩良(さら)さん(18)=中区、県立広島高2年岡本依純(いずみ)さん(17)=尾道市、広島大付属福山高1年西川繭可(まゆか)さん(16)=福山市。署名は、ウクライナ侵攻の即時中止や核兵器による脅しの停止などを訴える趣旨で10月から実施。この日までに県内で696筆を集めた。日本政府の外交努力を求めるため、12月に外務省を訪れて提出するという。

 松井市長は「応援している。点から面の広がりをつくってほしい」と激励。面会後、荒川さんは「核のない平和を思う気持ちの輪を広げたい」と意気込んだ。(宮野史康)

(2022年11月26日朝刊掲載)

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