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ウクライナの西部都市加盟 平和首長会議

 核兵器廃絶や恒久平和を目指す平和首長会議(会長・松井一実広島市長)は1日、ウクライナ西部の都市ノバ・ウシツァが新たに加盟したと発表した。同国から加わるのは6都市目で、2月のロシアによる侵攻後では初めてとなる。

 ノバ・ウシツァは首都キーウ(キエフ)の南西約300キロに位置し、人口は約2万6500人(昨年1月時点)。首長会議事務局によると、加盟都市のドイツ・ヘルスブルックとの交流を機に加盟を決めたという。事務局は「加盟都市の広がりは心強い。連携を進めたい」としている。

 このほか1日に加盟したのは、オーストリアのグラーツ、シェルフリング・アム・アターゼー▽フランスのカズヌーブ▽ドイツのビルケンベルダー▽メキシコのシウダー・フアレス―の4カ国5都市。加盟は8228都市(166カ国・地域)になった。

(2022年12月2日朝刊掲載)

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