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　尾三地方森林組合（尾道市）は１５日、２０２３年５月に広島市である先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）の運営に役立ててもらおうと、広島県内の官民でつくる広島サミット県民会議に５００万円を寄付した。

　井上寛組合長（６５）たちが県庁を訪れ、県民会議会長の湯崎英彦知事に目録を手渡した。湯崎知事が「平和発信や若者の参画のために使わせてもらいます」と感謝状を渡すと、井上組合長は「有効に使ってください」と応じた。

　同組合は尾道市や大崎上島町など６市１町を管轄にする。ことし設立５０周年の記念行事を開く予定だったが、新型コロナウイルス感染防止のために中止した。余った予算を寄付することにしたという。

（２０２２年１２月１６日朝刊掲載）