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改装検討チームを設置 広島アンデルセン旧館

 パン製造販売のアンデルセングループ(広島市中区)は、中区の本通り商店街に残る被爆建物、広島アンデルセン旧館=写真=について、建て替えを含めたリニューアルを検討するプロジェクトチームを1日付で設けた。

 持ち株会社のアンデルセン・パン生活文化研究所(同)内にチームをつくった。吉田正子社長が統括責任者を務め、メンバーは20、30代の社員を中心に5人。将来も親しまれる店づくりを目指す。

 まずは建物の解体、保存の議論とは別に、新たな店のコンセプトや機能などの構想を約1年で固める。その後、創業70周年となる2018年の開店に向け、具体的な工法などを詰める。「グループ各社の役員からも意見を聞きながら、総力を挙げて主力店としての在り方を探る」としている。(榎本直樹)

(2014年1月7日朝刊掲載)

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