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被爆樹木保存へ 広島市に20万円 中国四国博報堂・本社寄付

 被爆樹木の保存に役立ててもらおうと中国四国博報堂(広島市中区)と中国新聞社は20日、両社の共同企画「緑の伝言プロジェクト」に賛同した13社からの協賛金と被爆樹木ポストカードの売り上げの一部20万6210円を市に寄付した。

 中国四国博報堂の国邑洋介メディアコンテンツビジネス局長と中国新聞社の竹本芳伸地域ビジネス局次長が広島国際会議場(同)を訪問。松嶋博孝・市国際平和推進部長は「若者たちが主体となって被爆樹木や平和を伝えていく活動に使いたい」と述べた。

 プロジェクトは2005年に開始。8月6日の中国新聞朝刊で被爆樹木を紹介する広告を掲載し、被爆樹木を巡るイベントも開いている。寄付額は今回分を含め累計380万6210円になった。

(2022年12月21日朝刊掲載)

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