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[2023広島サミット] 7色の結束 平和へ一体感 政府、ロゴマーク発表

 政府は21日、広島市で来年5月にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)のロゴマークを発表した。各国の特色や意見を表す7色の折り紙を「G」の形のクリップで束ねたデザイン。制作者は広島と同じ被爆地長崎市のデザイナー草野敬一さん(67)で、日本伝統の折り紙を通じ世界平和への結束や一体感を表現した。

 政府の募集に854点が集まり、最終候補に残った5点から岸田文雄首相が採用作品を決めた。官邸であった表彰式で、首相は「ロゴマークに込められたメッセージとともにサミットの意義を国内外に発信し、成功に導きたい」と述べた。

 草野さんは取材に「被爆地の願う平和が大事だという思いを込めた」と話した。7色は各国の特色や伝統に加え、地球規模の課題に対する意見や主張も表しているという。

 選考会の座長で「ヒロシマ・アピールズ」のポスターを手掛けたクリエーティブディレクター佐藤可士和さんは「折り紙と『HIROSHIMA』から折り鶴が連想され、平和への祈りへとイメージが広がる」と講評した。ロゴは会場を飾るポスターやピンバッジ、関連グッズなど幅広い場面での使用が想定される。(口元惇矢)

(2022年12月22日朝刊掲載)

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