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[2023広島サミット] 食材の生産者とホテルなど結ぶ 信金子会社がマッチング事業

 信金中央金庫(東京)の子会社で地域商社のしんきん地域創生ネットワーク(同)は、広島市で来年5月にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)を見据え、広島県内の農畜水産物の生産者とホテルや飲食店などとのマッチング事業を始める。

 1月にも本格的に始める。流通や観光PRの専門家、卸会社の経営者たち計5人がアドバイザーとして活動。生産者に県内のホテルや飲食店を紹介し、価格交渉などの調整も担う。県内の全4信金と連携した商談会も企画する。同社は「サミットをきっかけに広島を訪れた人が、県産の食材に触れる機会を増やしたい」としている。

 サミットに合わせて農林水産物の魅力を発信する県の委託事業(総額1億8200万円)の一環で、2024年3月まで取り組む。(高木潤)

(2022年12月22日朝刊掲載)

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