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ピースプロムナードを桜並木に 植樹費用600万円寄付 広島北RC

 2023年春に旧広島市民球場跡地(中区)そばに完成する遊歩道「ピースプロムナード」を桜並木にしてもらおうと、広島北ロータリークラブ(RC、南区)は22日、植樹費用600万円を市に寄付した。

 塩本能尚会長(66)たち5人が市役所に松井一実市長を訪ね、目録を手渡した。来春までに市側がソメイヨシノ31本とイチョウ3本、クスノキ8本の成木を植え、跡地に整備中の中央イベント広場「ひろしまゲートパークプラザ」の開業に合わせて披露するという。

 ピースプロムナードは、相生通りからハノーバー庭園までの長さ約190メートル、幅8メートル。平和記念公園内の原爆慰霊碑、原爆ドームを結ぶ南北の「軸線」上に位置する。舗装の一部には被爆敷石を使う。

 広島北RCは、24年の創立55年に向けた記念事業の一環で植樹に協力した。塩本会長は「平和を思いながら市民に歩いてもらいたい」と期待していた。(川上裕)

(2022年12月23日朝刊掲載)

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