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[2023広島サミット] カウントダウン 高校生協力 バスセンターなどにボード

 広島市で2023年5月にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)開催までの日数を広く知らせるため、広島県の高校生がカウントダウンボード3基を制作した。広島市中区の広島バスセンターには23日、市立広島工業高の生徒が手がけた1基が設置された。

 同校の生徒14人が中心となって作ったボードは高さ180センチ、幅80センチ、奥行き70センチの木製。サミット主会場の高層ホテルと、日本文化を象徴する鳥居のイメージを組み合わせたデザインになっている。手作りの草木や滝の模型も装飾し、四季を表現している。

 ボードは同校で初披露され、制作メンバーの3年森川頼(らい)さん(18)は「見た人の印象に残るようなデザインを目指した」と話した。

 残る2基のうち宮島工業高の生徒の作品は廿日市市宮島口のフェリー旅客ターミナルに、県立広島工業高の生徒の作品は三原市の広島空港にそれぞれ今月設置された。県内の官民でつくる広島サミット県民会議が、サミットの機運を高めるため高校生に制作を依頼した。(久保友美恵)

(2022年12月24日朝刊掲載)

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