×

ニュース

パレスチナ支援 学生訴え 市立大岡本さん 現地滞在を報告 広島

 NPO法人ピースビルダーズ(広島市中区)の一員として昨年9~12月、紛争が続くパレスチナ自治区に滞在した市立大3年の岡本はづきさん(21)=坂町=が18日、法人事務所で現地での活動を報告した。会員や大学生たち9人が参加した。

 岡本さんは、現地の教員や社会福祉士を集め、朗読劇などで子どもの心を和らげる指導法を伝えるNPO法人の活動を紹介。1クラスの人数が50人を超える小中学校が多かったとし「教員の負担は大きく、人数も不足している」と支援の必要性を強調した。イスラエル政府に反対するデモが頻発している現地の様子も説明した。

 NPO法人は2012年1月にヘブロン県に事務所を開設。岡本さんの要望を受け、インターンシップを受け入れた。(和泉恵太)

(2014年1月19日朝刊掲載)

年別アーカイブ