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[2023広島サミット] 参加国の食 地元素材で 夢ぷらざで応援フェア開幕

 広島県産品を扱うひろしま夢ぷらざ(広島市中区)で5日、5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)の応援フェアが始まった。日本を除く6カ国の食や文化に合わせて、県内の事業者が作った食品などの楽しみ方を提案している。10日まで。

 特設コーナーに20種を並べた。英国のアフタヌーンティー向けに、府中市や広島市東区の紅茶を紹介。呉市の藻塩や北広島町のレモン入りの塩は、米国の肉料理に合うとして提案している。イタリア料理には三次ワインや東広島市の日本酒を推奨。菓子で有名なフランスにちなみ、レモンを使った尾道市のケーキや三次市のラスクも用意する。

 北海道小樽市から南区に帰省している大塚日登美さん(36)は「レモンなど特産品の魅力をあらためて感じる」と品定めしていた。同店は「サミットに向け、おもてなしの機運を盛り上げたい」と説明。回復しつつある訪日観光客へのアピールにもつなげたい考えで、11日以降も場所を変えて店内に売り場を設ける。(筒井晴信)

(2023年1月6日朝刊掲載)

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