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センター長に西田氏 広島大平和科研 前国連大使を起用

 広島大(東広島市)は22日、平和科学研究センター長に4月1日付で前国連大使の西田恒夫氏(66)が就任すると発表した。同センター長に学外の人材が就くのは初めて。西田氏の起用で大学の「平和を希求する精神」の発信力を高める。

 西田氏は東京都出身で、1970年に外務省入り。外務審議官、駐カナダ大使などを経て2010年6月から昨年9月まで国連大使を務めた。28日に浅原利正学長とともに記者会見する。

 センターは1975年、平和科学の研究・調査と資料収集を目的とする全学的施設として発足。広島市中区東千田町にあり、現在は坂越正樹副学長がセンター長を兼任している。(金山努)

(2014年1月23日朝刊掲載)

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