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[2023広島サミット] 万全な警備へ決意新たに 広島県警が年頭部隊視閲式

 県警は13日、年頭部隊視閲式を坂町の県警察学校グラウンドで開いた。5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)の万全な警備などに向け、決意を新たにした。

 機動隊や自動車警ら隊など12部隊の警察官たち214人が行進して入場。森元良幸本部長は訓示で「県内の治安維持をゆるがせにすることなく県民生活の平穏を保った上で、初めてサミット警備を完遂したと言える」と強調した。

 サミットを想定した要人警護の訓練もあった。要人を乗せた車に不審車両が近づいてきた場合や、不審者が要人を狙って銃を発砲した際の対応などを確認した。

 視閲式は新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催。一般来場者への公開はせず、来賓など出席者の人数も絞った。(浜村満大)

(2023年1月14日朝刊掲載)

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