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「二十歳の誓い」 大声で隊員発表 陸自海田市駐屯地で祝賀行事

 陸上自衛隊海田市駐屯地(海田町)は17日、2022年度に20歳になる隊員の祝賀行事を同駐屯地で開いた。対象の自衛官は、3階建ての司令部庁舎屋上に代わる代わる立ち、「二十歳の誓い」として将来の目標や決意を大声で発表した。

 対象者104人のうち、鳥インフルエンザが発生した養鶏場の防疫措置支援で三次市に派遣されている隊員たちを除く54人が参加。同庁舎前に集まった上官や同僚など約150人を前に、「救急救命士になります」「筋トレとランニングに励みます」などと叫んだ。誓いを聞いた上官は「頑張れよ」などと応答していた。

 両親への感謝を述べた第13後方支援隊の高杉奈々子士長(20)は「人助けがしたくて自衛官になった。試験に合格して陸曹になり、両親を安心させたい」と話していた。(二井理江)

(2023年1月18日朝刊掲載)

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