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[広島サミット5・19~21] 市内タクシーにPRシール 来月上旬までに200台

 広島市内のタクシー事業者が、5月に同市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)をPRする車両の運行を順次始める。官民でつくる広島サミット県民会議は20日、2社の6台に日程などを記したシールを貼り付けた。最終的に15社200台に広げる。

 ニシキタクシー(西区)では同日、県民会議の委託業者が「G7広島サミット 5・19―21開催」と記した縦15センチ、横80センチのシールを、3台の後部両ドアに貼った。10台で協力する計画の同社は「世界が注目するサミットの機運醸成に貢献したい」とする。

 県民会議の構成団体である広島県タクシー協会が協力を申し出て、実現した。2月上旬までに全200台の作業を終える。車体のシールとは別に、県内の205社が日程などを記した小型ステッカーを約5千台のタクシー車内に貼る。

 広島都市圏では、サミットをPRするため地元中高生がラッピングデザインを考案した路線バス7台と広島電鉄の電車1編成も2月から運行する。(小川満久)

(2023年1月21日朝刊掲載)

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