×

ニュース

[広島サミット5・19~21] 交通量抑制期間 ごみ収集を変更 広島市、「大型」の日程など

 広島市は20日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)開催に伴う、ごみ収集の対応について明らかにした。市中心部で交通総量50%削減を目指す5月18~22日に、家庭の大型ごみの収集日を1週間遅らせるほか、交通規制に応じて可燃ごみや資源ごみの収集時間帯も変える可能性があるとしている。

 大型ごみは5月18、19、22日に収集を予定していた中、南、西区の一部の地区で、それぞれ25、26、29日に変更する。3月に配る家庭ごみ収集日程表で周知する。

 可燃ごみや資源ごみなど大型以外の家庭ごみは、今後決まる交通規制に応じて、5月18、19、22日に市中心部で収集時間帯を早めたり、遅らせたりする。通常は午前8時半~午後5時15分だが、午前だけや夜間の収集も想定。変更する場合は町内会などを通じて個別に伝える。

 併せて、ごみの搬入先を中工場(中区)や西部リサイクルプラザ(西区)から安佐南区と安佐北区のごみ処理施設へ変える。事業ごみを出す事業者には、日程変更を促す。市業務第一課は「市民生活への影響が最小限となるよう、通常通りを基本に、可能な範囲で交通量抑制に取り組む」として、協力を求めている。(川上裕)

(2023年1月21日朝刊掲載)

年別アーカイブ