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　東京広島県人会は２３日、東京都内のホテルで新春懇親パーティーを開いた。首都圏在住の県出身者や、広島ゆかりのスポーツ、文化関係者たちが交流を深めた。

　広島東洋カープを今季から指揮する新井貴浩監督が登壇。５年ぶりのセ・リーグ制覇を目指すシーズンに向け「選手だけではなく県人やファンと一丸になって頑張る」と誓った。カープＯＢの山本浩二さんと小早川毅彦さんも登場。山本さんは「がむしゃらに一年通して戦えば、結果はついてくる」とエールを送った。

　広島選出の岸田文雄首相も就任後初めて駆け付けた。５月に広島市である先進７カ国首脳会議（Ｇ７サミット）に触れ、「Ｇ７を成功させたい。皆さん、それぞれの立場で広島を盛り上げて」と笑顔で語った。会場では県産品のブースも設けられ、西条農業高（東広島市）の生徒が育てて加工した豚のハムなどが並んだ。（山本庸平）

（２０２３年１月２４日朝刊掲載）