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[広島サミット5・19~21] 関連費31億円 広島県23年度当初予算案

 広島県は、2023年度当初予算案にG7サミットの関連事業費31億2800万円を盛り込む方針を固めた。22年度と合わせた事業費は累計で114億2400万円になる。

 複数の関係者によると、官民でつくる広島サミット県民会議の負担金として、県と市がそれぞれの当初予算案に1億2700万円ずつ計上する見込み。県と市は平和の発信には各510万円を充て、首脳などに向けた平和プログラムなどを計画する。広島の魅力発信は各3100万円で、海外メディア向けのPRなどを予定している。

 このほか県は、警備費16億2100万円、防災・危機管理対策費8億500万円、保健医療体制の整備費1300万円を盛り込む方針でいる。予算案は2月7日開会の県議会定例会に提出される。(河野揚)

(2023年1月24日朝刊掲載)

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