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被爆体験 180人に語る ピースボランティア広島市東区で講演

 広島市で被爆し、原爆資料館(中区)のピースボランティアとして証言活動を続ける岡田恵美子さん(77)=東区=が26日、広島市東区の広島池田平和記念会館で講演した。

 8歳の時、爆心地から約2・8キロの自宅の庭先で被爆した岡田さんは、建物疎開に出た当時12歳の姉を亡くした経験などを語り、「二度と子どもたちに核戦争を体験させてはいけない」と述べた。1999年からピースボランティアとして活動し、「核兵器廃絶に向けて、一人一人ができることを行動に移してほしい」と参加者に呼び掛けた。

 講演は創価学会広島青年部が「広島学講座」の一環として開き、市民たち約180人が参加した。(長久豪佑)

(2014年1月27日朝刊掲載)

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