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[広島サミット5・19~21] 広島県立図書館に関連本のコーナー 31日開設

 広島市で5月にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)に合わせ、中区の県立図書館は関連本を集めた特設コーナーを31日にオープンする。

 新たに購入した約500冊を含む約千冊をそろえた。司書が選び、世界経済や外交、参加国など19ジャンルに分類した。小中高校生が調べ学習に使うケースも想定している。

 参加国への理解を深められる旅行ガイドや写真集、サミットで議題となる気候変動やエネルギー問題に関する児童書などもある。サミットは平和への取り組みを世界へ発信する好機でもあるとして、原爆に関する資料も用意した。

 コーナーの開設に向けて20日、司書10人がジャンルごとに本を仕分けた。豊田義政館長は「サミットをきっかけに、外国の文化や地球規模の課題に関心を持ってほしい」と利用を呼びかける。8月20日まで続ける。(奥田美奈子)

 子ども向けの記事は、小中学生向けのニュースサイト「ぶんタッチ」に掲載しています。

(2023年1月25日朝刊掲載)

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