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国際交流3団体表彰 ヒロシマ平和創造基金 奨励賞選出

 公益財団法人ヒロシマ平和創造基金(理事長・岡畠鉄也中国新聞社社長)は31日、国境を超えた相互理解や平和貢献に取り組む活動を表彰する本年度の「国際交流奨励賞」に広島県内の3団体を選んだ。

 「メラウーキャンプ教育支援の会」(三次市)は、代表の小武正教さん(65)たちが2008年から活動。タイにあるミャンマー難民キャンプの子どもたちの教育支援活動を続けている。

 「HBGウクライナ子ども支援実行委員会」(広島市安佐南区)は、代表の伊藤駿さん(30)たちがロシアの侵攻が続くウクライナの子どもたちへ医療器具の資金や防寒着を送った。現地の中高生と県内の学校をオンラインでつなぎ交流する活動も実施している。

 「武田中学校高等学校 インターアクトクラブ」(東広島市)は、14年から同校の生徒たちが核兵器廃絶の署名運動や、パレスチナ自治区ガザ地区の学校との交流など幅広い活動を続けている。

 25回目となる今回は、8件の応募があった。3月3日に中区の中国新聞ビルで表彰式があり、賞状と奨励金10万円を贈る。(湯浅梨奈)

(2023年2月1日朝刊掲載)

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