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[広島サミット5・19~21] 「おいしい広島」始動 県内6団体 新料理提供

 広島県は6日、広島市で5月にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)に前後して広島を訪れる人たちに県産食材を使った新しい料理を提供する「おいしい! 広島プロジェクト」を始めると発表した。県内6団体が協力して広島の食の魅力を発信する。

 県日本調理技能士会(東広島市)県菓子工業組合(広島市西区)お好み焼アカデミー(西区)など食に携わる6団体が、瀬戸内海産の魚や比婆牛、広島菜といった食材を生かした料理を考える。

 県は県産食材を積極的に使う飲食店を「食べんさい店」に認定。3月以降、各団体が考案した料理を認定店やサミット主会場のグランドプリンスホテル広島(南区)などが提供する。県民のアイデア料理も募集する。

 広島サミットの会期前後には国内外から多くの関係者や観光客が広島を訪れる見通しで、県は県産食材の魅力を広く発信する考え。記者会見した湯崎英彦知事は「広島はおいしい、という認識を世界に広めたい」と意気込みを述べた。(松本輝)

(2023年2月7日朝刊掲載)

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