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核兵器廃絶訴えカレンダー贈る 広島市に高校生

 核兵器廃絶を訴える「高校生1万人署名活動実行委員会・広島」は31日、活動内容を伝える「平和カレンダー」430部を広島市に寄贈した。市立小中高校と特別支援学校の計215校に配られる。

 カレンダーは広島や長崎など全国各地での署名活動や、2013年夏にスイス・ジュネーブの国連欧州本部に署名簿を届けた様子などを写真で伝える。

 呉市の県立広島高2年松岡朱音さん(17)、尾道市の三原高2年末国素衣さん(17)、三原市の三原高2年石原あかりさん(17)の3人が市役所を訪問。「一日も早く核兵器がなくなるよう、声を上げていきたい」と話した。

 カレンダーを受け取った及川享市民局長は「若者が自分で考え、行動するのは本当に心強い」とねぎらった。

 平和カレンダーは、長崎市にある実行委本部が12年版から毎年発行している。希望者には千円で販売し、収益は署名活動の費用に充てる。Tel095(822)5253。

(2014年2月1日朝刊掲載)

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