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原発避難家族と住民餅つき交流 祇園公民館

 福島第1原発事故で県内に逃れている親子を招いた餅つき大会が1日、広島市安佐南区の祇園公民館であり、関東から避難中の5家族11人が参加した=写真。

 脱原発を訴える県内の親たちでつくるグループ「poco a poco(ポコ・ア・ポコ)」が初めて企画。幼稚園児や小学生が石臼ときねで餅をついた後、グループのメンバーがぜんざいを作り、つきたての餅を味わった。将来の不安についても話し合った。

 東京都渋谷区から避難中で、4歳の長女と参加した南区の会社員山村政子さん(40)は「事故から3年がたとうとする中、放射能汚染について話す機会があまりない。いろいろ相談できてよかった」と話していた。

(2014年2月2日朝刊掲載)

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