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基地機能強化反対アピール 岩国でシンポ

 米海兵隊岩国基地(岩国市)の機能強化や低空飛行問題について考えるシンポジウムが1日、山口県岩国市山手町の市民会館であり、約30人が参加した=写真。

 上空が米軍機の飛行コースとなっている高知県本山町の町議会議員細川博司さん、廿日市市吉和の主婦渡部美和さんたちがパネル討論した。東日本大震災後に福島県から移り住んだ渡部さんは「低空飛行は放射能と一緒。絶えず意識し続けることは精神的なストレス」と訴えた。

 山口、広島両県の住民でつくる「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」の主催。シンポジウムの最後には、基地の機能強化に反対するアピール文を採択した。

(2014年2月2日朝刊掲載)

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