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[広島サミット5・19~21] 要人安全確保に総力 県警警備部長が準備状況を説明

 広島市での先進7カ国首脳会議(G7サミット)の開幕まで100日となった8日、県警の長野吉克警備部長が中区の県警本部で記者会見した。準備状況を説明し、期間中の警戒警備や交通対策に向けた考えを示した。

 長野部長は、関連施設周辺の危険箇所の確認や官民連携のテロ対策訓練を重ねていると強調。「警備を完遂し、要人の安全と会議の円滑な進行を確保するとともに、県民の穏やかな暮らしを守ることに総力を挙げる」と述べた。

 開催期間の前後1日を含む5月18~22日、各国首脳の車列が移動する時間帯を中心に交通規制を見込んでいるとし、対象は「主に県内の山陽自動車道と広島高速道路、広島市中心部の一般道を想定している」とした。より詳細な計画については開催の1、2カ月前に公表する見通しという。(山崎雄一)

(2023年2月9日朝刊掲載)

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