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[変わる街] イチからわかる旧広島市民球場跡地 憩いの空間 「広島の顔」に

商業施設 スケボーやBMXも

 3月31日、広島市中心部の旧広島市民球場の跡地の4.7ヘクタールに、新スポットが誕生します。球場閉鎖から約13年。広島の都市開発の長年の課題だったこの場所は、市民や観光客を引き寄せる新たな「広島の顔」に生まれ変わるでしょうか。(久保友美恵)

場所は?

 原爆ドームのある平和記念公園と建設中の新たなサッカースタジアムを結ぶ位置にあります。商業施設が集まる紙屋町・八丁堀地区からもアクセスしやすく便利です。

何ができるの?

 中心となるのは、中央イベント広場「ひろしまゲートパークプラザ」。約6500平方メートルの緑ある憩いの空間に、高さ約9メートル、広さ約900平方メートルの大きな屋根を設けます。雨風や日差しをしのぎ、さまざまなイベントを開くことができます。

 ゲートパークプラザの周りには、カフェやファッション雑貨など16店が入る商業施設「シミントひろしま」がオープン。このほか、スケートボードやBMX、ストリートダンスを楽しめるエリア、桜並木の遊歩道「ピースプロムナード」も整備されます。

(2023年2月9日朝刊掲載)

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