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[広島サミット5・19~21] 本番へ カウントダウン表示 主会場ホテル 専門部署設置

 5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)まで100日となった8日、主会場となるグランドプリンスホテル広島(南区)がロビーの大型画面でカウントダウン表示を始めた。サミットの準備に当たる専門部署も設けるなど、受け入れ態勢の整備も進めている。

 画面は縦1・5メートル、横2・7メートルで、この日は「開催まであと100日」と映し出した。開催日までの日数を表示するほか、官民でつくる広島サミット県民会議と政府がそれぞれ制作したサミットのPR動画も放映。来館者に関心を高めてもらう。

 ホテルは主会場に決まった昨年12月、専門部署のG7サミット事務局を設置した。平瀬春男総支配人を含む4人態勢で、専用の部屋を置いて外務省とのやりとりなどに当たっている。

 平瀬総支配人はこの日、従業員約250人だけでは対応が難しいとして、全国の系列ホテルから人員を派遣してもらう調整を進めていることも説明。「国際平和都市広島を象徴する穏やかな瀬戸内海を見ながら、有意義な会合をしてもらいたい」と力を込めた。(標葉知美)

(2023年2月9日朝刊掲載)

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