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[広島サミット5・19~21] 熊野中生 歓迎は英語で モザイクアート制作 3年生88人が参加

 5月に広島市である先進7カ国首脳会議(G7サミット)へ向け、広島サミット県民会議が進める歓迎モザイクアートの制作に9日、熊野町の熊野中3年生の全生徒88人が参加した。日頃の学習を生かし、作品の一部となるメッセージを英語で作成した。

 英語学習のまとめとして取り組んだ。教員が、県民の人物写真を集めて一つのモザイク絵を作ると説明。「みんなのビッグスマイルで、訪れる人たちを歓迎する作品を作ろう」と呼びかけた。

 3組の25人は、辞書を引きながら「Feel Hiroshima!(広島を感じて)」などのフレーズや、広島城(広島市中区)の優美さを伝える短文を作成。完成したメッセージを映し出したタブレット端末を笑顔で手にする様子を撮影し合った。後日、アート制作を担当する事務局へ送る。

 大地夏鈴さん(15)は「作品を通じ、各国の首脳や多くの人に笑顔いっぱいの広島を知ってもらいたい」と期待していた。

 県民会議は4月2日まで写真を募集している。応募フォームは中国新聞の子ども向けニュースサイト「ぶんタッチ」に設けている。(奥田美奈子)

(2023年2月10日朝刊掲載)

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