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広島市庁舎などにNPDI懸垂幕 外相会合開催をPR

 4月11、12日に広島市である、核兵器を持たない12カ国の「軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)」外相会合のPR懸垂幕が3日、市中区庁舎と広島県庁南館に登場した。県や市、広島商工会議所などで構成し、各国外相の受け入れや関連行事を受け持つ推進協議会が設置。核兵器廃絶に向けた議論が交わされる会合の被爆地開催を広く知ってもらう。

 市中区庁舎の外壁につるした懸垂幕は縦12・6メートル、横0・9メートル。青地に白抜きで会合名や日程を記し、折り鶴の市ロゴマークもあしらった。県庁南館にも一回り小さい懸垂幕が掲げられた。

 3月15日からは、メーン会場となる南区のグランドプリンスホテル広島や、中区の平和記念公園の周辺など計129カ所に歓迎バナーを並べる。

 推進協は3日、市役所で会合を開き、4月11日に参加外相を招いて被爆者たちとの意見交換会を開く計画を正式に承認。推進協事務局の市は、日本以外の参加11カ国の外相宛てに、広島訪問を歓迎する湯崎英彦知事、松井一実市長連名の文書を1月31日に郵送したことも報告した。(岡田浩平)

(2014年2月4日朝刊掲載)

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