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給油機受け入れに謝意 宜野湾市長が岩国市長訪問

 米軍普天間飛行場のある沖縄県宜野湾市の佐喜真淳市長が4日、岩国市役所に福田良彦市長を訪ね、KC130空中給油機を今夏、同飛行場から米海兵隊岩国基地(岩国市)に移転する政府方針を受け入れたことについて謝意を伝えた。

 佐喜真市長は「沖縄の痛みや願いに応えてくれたことに感謝したい。国民一人一人が安全保障を考える環境づくりのスタートになる」と述べた。福田市長は、市街地の中心にある同飛行場の危険性に触れ、「同じ基地を抱える首長として情報交換や友好を深めたい」と語った。

 佐喜真市長は岩国市議会の桑原敏幸議長にも面会。5日は岩国基地内を視察する。給油機の受け入れをめぐっては、1月22日に沖縄県の高良倉吉副知事も福田市長と会談し、謝意を伝えている。(野田華奈子)

(2014年2月5日朝刊掲載)

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