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[広島サミット5・19~21] 各国大使と面会へ調整 広島・長崎両市長

 広島市で5月にある先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、広島市の松井一実市長と長崎市の田上富久市長が近く上京し、G7各国の駐日大使へ、首脳による被爆者との対話や長崎市への訪問を直接要請することが10日、分かった。

 複数の関係者によると、両市長がG7参加国の在日大使館などを訪問。米国のラーム・エマニュエル大使や英国のジュリア・ロングボトム大使、フランスのフィリップ・セトン大使たちと面会する方向で調整を進めているという。

 日本政府は平和記念公園(広島市中区)にある原爆資料館の訪問を日程に組み込むよう調整。日米両政府内の一部では、現職では初となるバイデン米大統領の長崎市訪問案が浮上している。これらの実現へ、二つの被爆地のトップがそろって働きかけを強める構えだ。

(2023年2月11日朝刊掲載)

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