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島根2号機の審査中止を申し入れ 規制委に共産党県委

 中国電力が再稼働を目指している島根原子力発電所2号機をめぐり、共産党島根県委員会は4日、新たな原発の規制基準に適合しているかどうか調べている原子力規制委員会に審査を中止するよう申し入れた。

 県議たち10人が、国会内で規制委事務局である原子力規制庁の担当者に文書を手渡した。文書では「福島第1原発事故の教訓が新基準に反映されておらず、避難計画の策定も自治体任せだ」とし、再稼働に向けた動きをやめるよう求めた。周辺の活断層調査の徹底も要請した。

 規制庁の担当者は「審査で科学的、技術的に確認する」と説明した。

(2014年2月5日朝刊掲載)

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